リュート科

太田 耕平 Kohei Ota

 リュート

レッスン日程:水〜土曜日

福岡出身。Forest-Hill Music Academyにて松下隆二氏に師事し、クラシックギターを始める。2000年3月、京都で行われたステファノ・グロンドーナ氏のギターリサイタルに感銘を受け、2001年よりイタリアに渡りヴィチェンツァ国立音楽大学にてグロンドーナ氏に師事。2005年、2006年にはシエナ市アカデミア・キジアーナ音楽祭に参加、巨匠オスカー・ギリアのマスタークラスを受講、優秀生ディプロマを取得。2007年9月、ヴィチェンツァ国立音楽大学ギター科を最高点首席にて卒業。
2007年11月よりドイツはフランクフルトに移住、西洋音楽の原点である古楽の追求を図るべく、フランクフルト国立音楽大学古楽専門学部にてリュートを今村泰典氏に、中世・ルネサンス音楽をミロ・マクバー氏に師事。当時の演奏法やネウマ譜の読解、バロック舞踏など中世からバロックまでの広範な演奏スタイルを学ぶ。在学時より、リュート奏者としてソロ、アンサンブル、オーケストラとの共演などの活動を始める。2013年、リコーダー奏者タベア・デーブスとCD「Upon a Ground」をリリース、ドイツ各紙にて取り上げられる。2014年7月、フランクフルト国立音楽大学リュート科を卒業。
近年、台湾のYun-Schenバロックアンサンブルとの台湾全国ツアー公演への共演や、中国人ヴァイオリニスト二人と結成したTrio La Pace(トリオ・パーチェ)として中国成都での公演など、アジア圏を中心に活動の幅を広げる。
2016年10月、15年のヨーロッパ生活にピリオドを打ち、完全帰国。福岡を拠点にギター・リュート奏者として演奏活動やレッスン活動、音楽講座の主催、演奏会の企画など多岐にわたる活動を開始している。コンセール・エクラタン福岡メンバー。九州古楽奏者が集う団体「ぼんぐう」の代表を務める。